車が故障したら?直すか手放すかを見積もりと今の値段で決める

車が故障したら、まず安全な場所に止めて連絡し、修理の見積もりが出たら、今の状態での買取額と並べて直すか手放すかを決めます。

この記事は、車が故障して、直して乗り続けるか手放すかを決めかねている方に向けて書いています。

「直したらいくらかかるんだろう」「この車に、まだお金をかける価値はある?」「壊れた車なんて、お金を払って引き取ってもらうしかないの?」。故障したあと、こんな声が頭を回りますよね。

この記事では、症状からの見当のつけ方、直すか手放すかの分かれ目、見積もりと並べるものを順にお伝えします。

私たちは宮城県で、本社のある栗原市のクルマ買取センター ROOTS Plus 栗原本店、クルマ買取センター ROOTS Plus 大和ヤード(カーリサイクル仙台内・黒川郡大和町)、仙台市青葉区のクルマ買取センター ROOTS Plus 仙台オフィスの3か所を拠点に、車の買取をしています。

自社工場で解体や部品取り、資源化まで行い、宮城運輸支局と軽自動車検査協会 宮城主管事務所で名義変更や廃車の手続きも日々しています。修理にお金を払う前に、比べる材料をそろえられるようにお伝えします。

車が故障したら、まず何をする?

安全を確かめ、連絡し、そのあとで修理や今後を決める、の順です。

  1. ハザードランプをつけ、できるだけ路肩などの安全な場所へ寄せる
  2. 高速道路では、発炎筒や停止表示板で後ろの車に知らせ、ガードレールの外など安全な場所へ移る
  3. 高速道路では、非常電話か携帯電話で警察に、故障したことと停まっている場所を知らせる(警察庁「高速道路」)
  4. 自動車保険のロードサービスか、JAFなどのロードサービスに連絡する
  5. 修理の見積もりを取り、直すか手放すかを決める

走れるときは?

無理に遠くへ行かず、近くの整備工場やディーラーに相談します。

走れないときは?

ロードサービスに「どこで、どんな症状か」を伝えて運んでもらいます。JAFの搬送の条件はJAFは車をどこまで運ぶ?、レッカーの頼み方は動かない車の引き取りとレッカーにまとめています。事故で壊れた場合は事故車は修理して乗るか手放すかをご覧ください。

車が故障したら、症状からどこまで見当がつく?

気づいた症状から、壊れていそうな所と、見積もりで確かめることの見当がつきます。

気づいたこと 考えられる所の例 見積もりで確かめること
エンジンがかからない バッテリー、セルモーター、燃料や点火の部品 部品の交換で直るか
バッテリーがすぐ上がる バッテリーの劣化、充電の部品(オルタネータ) どちらの交換か
警告灯がついた 警告灯が示す装置 取扱説明書で色と意味を確かめ、点検で場所を絞る
水温計が高い・湯気が出る 冷却水の不足や漏れ、冷却の部品 エンジン本体まで傷んでいないか
マフラーから白い煙が続く エンジンの中の不具合のことがある 部品の修理か、エンジン本体の修理か
ギアが入らない・変速がおかしい トランスミッション(変速機) 部品の修理か、載せ替えか
「エンジンが壊れた」と言われた エンジン本体 修理か載せ替えか、総額はいくらか
車検に通らないと言われた 不合格になった項目 直す項目と総額

国土交通省がJAFの協力で行った令和7年度の調査では、一般道路での路上故障はタイヤが36.2%、バッテリーが29.1%で、エンジン本体の故障は装置別で8.8%でした。これは故障全体の割合なので、ご自身の車の原因と、どこまで直すかは点検で確かめます。バッテリーの交換を急ぐときはバッテリー交換は今日できる?をご覧ください。

車が故障したら、直す?手放す?何で分かれる?

分かれ目は、壊れた所、車の古さ、これから乗る予定、見積もりの総額の4つです。自分の車に当てはめると、どちらの話になりそうかが見えてきます。

壊れたのは部品?エンジンやミッションの本体?

バッテリーやタイヤなど部品の交換で済むなら、直す話になりやすいです。エンジン本体やトランスミッションの修理・載せ替えになると、見積もりが大きくなりやすいので、手放す場合の金額も並べて比べます。

年式・走行距離と、次の車検までの期間は?

古い車で次の車検も近いなら、修理代に車検の費用が続くので、手放す場合の金額も並べます。年数や距離の目安は廃車のタイミングはいつ?で説明しています。

直したあと、まだ乗る予定はある?

もともと乗り換えを考えていたところに故障が来たなら、直してから乗り換えるより、今の状態で手放すほうが手元にお金が残ることもあります。

直して乗るほうが合うのはどんなとき?

次のようなときは、直すほうが合います。直して乗ったほうがよい状況なら、私たちもそうお伝えしています。

  • 年式が新しく、走行距離も少ない
  • 部品の交換など、軽い修理で直る
  • メーカーや販売店の保証が残っている
  • まだ長く乗るつもりで、修理代が見合う

車が故障したら、レッカーで運ぶ前に何を決める?

安全な場所に車を置けていて、運ぶ先を考える余裕があるなら、直すか手放すかの見当をつけてから運ぶと、二度運ばずに済みます。路上で危ないときは、査定を待たずに、まず安全な場所へ運んでもらってください。

運ぶ先はどこにする?

直すなら修理工場、手放すなら引き取りに来てもらう先です。迷っているなら、運ぶ前に今の状態での買取額を確かめておくと、行き先を一度で決めやすくなります。手放すことも考えるなら、車検証の名義と、車が置いてある場所も先に確かめておきましょう。動かない車では、持っていってもらうのにお金がかかると思っていた、という方もいらっしゃいます。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

故障して整備工場に持ち込んだあとで、査定のご依頼をいただくことも多くあります。金額にご納得いただければ、整備工場まで引き取りに伺います。古い壊れた車をあきらめて別の車に乗ろうと考えたときは、買取と一緒に、次に乗る中古車探しの相談もできます。

ロードサービスで無料になる距離は?

無料で運べる距離や回数は、保険の契約やロードサービスの種類で変わるので、保険証券や保険会社のアプリで確かめておきます。

車が故障したら、修理の見積もりと何を並べる?

並べるのは、修理の総額と、今の状態で手放したときに手元に残る金額の2つです。保険や税金まで含めた比べ方は車の保険・修理・税金で損しない総合ガイドにまとめています。

「故障した車は値段がつかない」という目安は、どうして出てくる?

次に売れる出口(車・部品・素材)を持たない頼み先では、故障した車に値段をつけにくいからです。

調べると、「故障した車は値段がつかない」「修理代が車の価値を超えたら買い替え」という目安を目にします。これは、どうしてなのでしょうか。仕組みが分かると、ご自身の車がどれに当たるのか見当をつけられるようになります。

故障した車の値段は、どうやって決まる?

車の買取価格は、その車が次にいくらで売れるかから逆算して決まります。まだ乗れる車は国内や海外で車として売られ、乗るのが難しい車は部品や素材として評価できる場合があります。そのため、部品や素材として生かす出口を持たない業者では、故障した車に値段をつけにくくなります。

故障した車にもつく最低買取保証額とは?

最低買取保証額とは、ROOTS Plusが排気量ごとに決めている、お手元に実際に残る買取額の下限のことです。ROOTS Plusは自社工場での解体・部品取り・資源化と、海外への輸出ルートを持っているので、故障した車や動かない車でも値段がつくことがあります。お客さんとのやり取りで多いのは、こんな流れです。

  • お客さん「動かない車でも買い取ってもらえるの? 処分費がかかるんでなく、お金がもらえるの?」
  • 私たち「最低でもこの金額以上になります。これはお手元に残る金額です」
  • お客さん「え? すっかり、こちらがもらえる金額ですか?」

写真や車検証をいただいて詳しい査定額をお伝えすると、驚かれることがあります。

他社で買取ができなかった車や、年式が古い車、廃車を考えるような車でも、排気量ごとに最低買取保証額がついています。「最低」なので、同額かそれ以上が確定するという意味です。

  • 軽自動車(たとえばワゴンR、タント、パレットなど)・1500cc未満 …… 4万円
  • 1500cc以上 2000cc未満 …… 6万円
  • 2000cc以上 2500cc未満 …… 8万円
  • 2500cc以上 …… 10万円

車台番号が確認でき、車体や主な部品が大きく欠けていなければ、原則として対象になります。適用の条件は車の状態で変わるので、実際の金額は査定で確かめてください。

ROOTS Plusの最低買取保証額は、お手元に実際に残る金額です。最低でもこの価格で、詳しく見たら上がる可能性があります。出口を自社で持つぶんを買取価格で還元しています。レッカーを含む引き取りは無料で、カギがない場合はご相談ください。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

見積もりと並べる金額は、どう見る?

修理は部品代と工賃を足した総額で、買取額は手数料や運ぶ費用を引いて手元に残る金額で見ます。契約後に減額を求められる相談は国民生活センターにも寄せられているので、依頼の前に「手元にいくら残るか」で聞いておきましょう。ROOTS Plusでは、お手元に残る金額を、丸ごとでお伝えします。

今の状態での買取額は、動かないままでも分かります。車の写真と車検証を公式LINEで送ると、まず最低買取保証額がすぐに届き、そのあと人が確認した正式な査定価格が届きます。動かない・エンジンの調子がおかしいなど、車の状態も一緒に書いていただくと、そのぶん的確な査定につながります。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

故障を伝えずに売るとどうなる?

故障を隠して査定を受けると、実車を見たときに状態が違えば、金額を下げざるを得なくなります。写真や車検証、気になる症状をありのまま送る側と、それを見て誠実に金額を出す側、取引はこの両方がそろって成り立ちます。

急いで決めるときは、何を並べる?

急いでいるときも、引き取りの日と手元に残る金額の2つを並べて決めます。比べるときは、最低買取保証額で下限を見て、いちばん高い所を確かめ、最後に急ぎの対応ができるか、状況に合うかで決める流れがあります。

車が故障したときの選択肢は?

選択肢は、直す・下取り・買取店・しばらく置くの4つで、向いている人が違います。

選択肢 向いている人
ディーラーで直す メーカーの保証が残っている人
整備工場・カー用品店で直す 修理の費用を比べてから直したい人
乗り換える店で下取りに出す 次の車をその店で買うと決まっている人
ROOTS Plusのように、自社工場を持つ買取店に頼む 故障したまま、金額を確かめてから決めたい人
ほかの買取店・廃車の専門店に頼む いくつかの店で金額を比べたい人
しばらく置いておく すぐに決められず、置く場所がある人(税金や保険はかかり続けます)

手放し方の違いは車の処分方法は4つ、動かない車の売り方は動かない車は売れる?で詳しく説明しています。

車が故障したときのよくある質問

Q. 車が故障したら、どこに連絡すればいい?

A. 自動車保険のロードサービス、JAFなどのロードサービス、買った店やディーラーの順に連絡するのが目安です。

Q. 車の修理代が20万円かかるなら、買い替えたほうがいい?

A. 修理代が20万円でも、それだけでは買い替えるかどうかは決まりません。年式や乗る予定と合わせて、今の状態での買取額と並べて比べます。

Q. よく起こる車の故障は何?

A. 一般道路では、タイヤとバッテリーの故障が多いです。国土交通省の令和7年度の調査では、一般道路の路上故障のうちタイヤが36.2%、バッテリーが29.1%でした。

Q. 故障した車でも、買い取ってもらえる?

A. はい、故障したままでも買い取ってもらえることがあります。ROOTS Plusでは、車台番号が確認でき、車体や主な部品が大きく欠けていなければ、原則として最低買取保証額の対象です。適用の条件は車の状態で変わります。

Q. 故障した車は、いくらで売れる?

A. 車種や状態で変わり、ROOTS Plusでは排気量ごとに最低買取保証額があります。軽自動車(たとえばワゴンR、タント、パレットなど)と1500cc未満は4万円、1500cc以上2000cc未満は6万円、2000cc以上2500cc未満は8万円、2500cc以上は10万円です。詳しく見たら上がる可能性があります。

Q. 故障していることを言わずに売ると、どうなる?

A. 実車を確かめたときに状態が違うことが分かり、金額が変わることがあります。写真と車検証は、ありのままお送りください。

Q. 故障した車を引き取ってもらうと、お金はかかる?

A. 店によって違うので、「手元にいくら残るか」で聞くのが確実です。ROOTS Plusでは、レッカーを含む引き取りは無料です。

車が故障したら、安全・症状の見当・見積もりと今の値段を並べる順で決める

まず安全を確かめて連絡し、症状から壊れた所の見当をつけます。見積もりが出たら、部品か本体か、車の古さ、乗る予定、総額の4つで考え、修理の総額と手元に残る金額を並べてください。

故障した車も古い車も、写真と車検証を公式LINEで送るだけで、来店せずに金額が分かります。受付は24時間です。送ると、まず最低買取保証額がすぐに届きます。同時にROOTS Plusにも写真が届くので、すぐに査定に入ります。そのうえで、人が確認した正式なオンライン査定価格をお届けします。しつこい営業はありません。正直に成り立つ取引なので、写真の加工や、傷やへこみを隠すことはなさらないようお願いします。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

出典:警察庁「高速道路」/国土交通省「令和7年度路上故障の実態調査結果」(JAFの協力。一般道路の部位別:タイヤ36.2%・バッテリー29.1%/装置別:エンジン本体8.8%)/国民生活センター「車を売る際は要注意!中古車の売却トラブル」(契約後の減額)。最低買取保証額・引き取りの条件など自社の対応は、ROOTS Plusの案内に基づきます(2026年11月4日確認)。